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貧血の原因って何?あまり知られていないサラセミアについて
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ヘモグロビン異常症?
 サラセミアはヘモグロビン異常症とも呼ばれる。
 ヘモグロビンという言葉は誰もがしっていると思うが、一応どんな成分であるかを簡潔にまとめておくと、ヘモグロビンは酸素を運搬する成分と言える。

 酸素を体の末端部分までいきわたらせる働きをしているのがヘモグロビン。
 またヘモグロビンは、血液の赤い色の元。色素成分でもある。
 ヘモグロビンの色素成分は赤いので、われわれ人間の血は赤くなっている。

 もしヘモグロビンが黒い色素をもっていたなら血液は黒くなるだろうし、オレンジ色であれば血液はオレンジ色になっていたはず。
 サラセミアはヘモグロビンの形や大きさ、含まれている数などが異常な数値を示すことで発見されることが多い病気。
 ヘモグロビンに異常が生じると様々な疾患をもたらす可能性が高まる。
 酸欠症状や鉄欠乏性貧血症、チアノーゼ症状などをもたらすのは、血清中のヘモグロビン量が極端に低下することによって発症する。

 この場合、動脈血液中の動脈血酸素飽和度(spo2と呼ぶ)を測定するとほぼ数値の低下が見られる。酸素飽和度spo2が低下する原因参照。

 ヘモグロビン異常症は急性のものと、遺伝性の生まれつきのものがあるが、サラセミアによるヘモグロビン異常症を発症する原因の大半は遺伝性であることが解明されつつある。
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